
【ハーゲンダッツ抹茶ちょい足し】家にあるものを乗せるだけレシピ
金曜日, 26 2月 2016
前回は安旨ワイン代表の「コノスルのピノ・ノワール」を飲んでみたので、今回は本格的な魅力が分かりそうな4,800円もするコテコテの伝統的なピノを買ってみました。
ピノ・ノワールの超・超・本場、フランス・ブルゴーニュ産。
ワインの名についている「プルミエ・クリュ」最高であるグラン・クリュに続く1番目の良い畑という意味。ソムリエからも「飲んでみたら意外と美味しかった」(←“意外と”って・・・正直すぎるソムリエです)との推薦を受けて購入しました。
もしも美味しくなかったら、もうピノ・ノワールは自分に合わないと悟ってあきらめよう。。
コノスルが鮮やかなチェリーレッドだったのに対し、モンテリープルミエ・クリュは落ち着いた透けるガーネット色。コノスルが2012年でモンテリーが2009年だったので、熟成の違いかもしれません。
グラスを傾けると、花束やスミレの香りがぶわぁ〜っと。とにかく華やかで清々しい。
まるで花々がいたるところに飾られた、さんさんとお日様が降り注ぐ結婚式場のよう。白やクリーム色やカスミ草などの花が集合した清楚なブーケが思い浮かびます。
自然そのものの繊細な美しさっていうのでしょうか。
完全にコノスルとは別格。
味わいも軽やかで軽快。
途中で少し苦味が残り、軽快だけで終わらない所が、フルーツにある微かな苦味のようにフレッシュで繊細。
時間の経過とともに、バニラ香が漂いはじめ、まろやかに深みが増して花開く感じです。うまぁ〜。
濃い味・果実爆発系・スパイス系とは全く異なる、フワリと軽くて繊細なジャンルがあるのですね。やさしく上品な色・・・。
コノスルだって、1,000前後で他社ではナカナカ到達できないクオリティを生み出すのだから、本当にスゴイ。でも、ピノ・ノワール本当の魅力を知るなら、ちょっとお値段の張る本場・ブルゴーニュのワインは「なるほどこれか!」という程のものが確かにあります。
華やかさ、清楚さ、繊細さ・・・どれを取っても本物の輝き。たしかに愛される理由が分かる気がします。
一度試す価値あり!だと思います。
ピノ・ノワールは赤ワインだけど、味が繊細なのでお肉料理よりは魚やキノコのソテー、白かび系チーズが合いました!
私は4,800円で入手しましたが、ネットだともっとお安く売られているみたいですね。ピノ・ノワールの魅力を知りたい方には是非是非、おすすめです。
【追記】後日、なんとこの半額以下(2,000円前後)ですごくおいしいピノ・ノワールを見つけてしまいました。チリワインなので力強いのですが、濃くて華やかでピノの新しい世界が開けました。レビュー記事はこちら↓↓↓
【オススメ】超おいしい濃いピノみっけ!コノスル 20バレル ピノ・ノワール(赤)