創造性あふれるマリアージュ!ワインがおいしい「レフェルヴェソンス」レストラン

ワイン好きならぜひここへ行け!!既に口コミで評判のいい「レフェルベソンス」(東京・西麻布)。今まで訪れた数々のレストランの中で屈指の存在です。

このレストランは斬新で芸術性のある料理が自慢。料理が素晴らしいのはもちろんなのですが、特筆すべきはワインのセレクト。ソムリエによる、料理に合わせたワインのコースがありまして。このマリアージュがいちいち素晴らしくて、すっかりファンになってしまいました。

魚だから白とか肉だから赤、とかの既成概念にとらわれずに世界観を生み出す、天才ソムリエの腕はエンタメ級です。ワインコースを頼むとなると、お値段も倍くらいに膨らんでしまうのがちょっと痛い・・・。ですが、ここでワインコースを頼まないのはインドに行って、タージマハルを見ずに帰るのと同じくらいモッタイナイってくらい素晴らしかったです!!
レフェルベソンス外観

レフェルヴェソンスの入り口。一軒家です。モダンで新進気鋭な雰囲気。

ウェイティングルーム

ウェイティングルーム。都会なのに緑が映える大きな窓。

シャンパン

最初はシャンパンから。ブルーに沈んだ背景とのコントラストが美しい黄金の泡。

私が頼んだのは「おでかけ」ランチコース 7,500円(2013年12月時点)。ワインコースはコースの皿数に合わせて数種類ありますが、私たちは最も多い6品目だったので一番高い7,800円です。料理はまさに「新進気鋭」。テレビでしか見たことのなかったような料理が出てきます(笑)。私がこんなものを食べる日がくるなんて(夢みたいだ〜)。どれも素晴らしかったですが、冗長になるので特に印象に残ったマリアージュを書いていきます。

ジュラ紀語源のフランス・ジュラ地方のワイン

フォアグラ

フォアグラ(なんと生)です。上にあんずが乗っていて、周りのソースはたしか白味噌でした。

フォアグラって普通、赤ワインかと思いきや、まさかの白ワイン「ヴァン・ジョーヌ」。マニアック!!まず、ビンの形状がおかしい。620mlボトルだそう。ちなみにここの産地はジュラ山脈のある地方で、なんと「ジュラ紀」の語源だそうです。ジュラ紀に海底だった土地が今や隆起して石灰岩の山脈となっているそうで、アンモナイトが採掘されるのだとか。とにかくスゴイ田舎で、葡萄が採れるのが不思議なくらい寒そうな地域です。
ヴァン・ジョーヌ

こここここれが!!ウマイ!!

まさかの、まさかの、マリアージュです。目に浮かぶのはジュラ山脈のふもとの、マタギの掘っ立て小屋。山でとれた獲物をパチパチと炙っている、いぶし銀のマタギ(笑)。周りはしんしんと寒く、紅葉が終わりかけた霜降る秋。裏庭で採れたカブは甘く、パチパチと炙っている獲物はうまく、豊かそのものの原風景。「なんて豊かなんだ・・・」ソムリエは詩人です。

秋の風景

ワインそのものはハッキリ言ってブランデーとかウィスキーのようで、かなり香りに刺激があり、単品でのお味はクセが強くてイマイチでした。なのですが、これがクリーミィなフォアグラと合わさると、もう・・・!おぉぅ(笑)!おどろくほど合うのです。なんと、フランスでは最高級白ワインの一つだそうです。それにしてもマニアックすぎる未体験マリアージュでした!!

鹿肉と赤ワインのマリアージュ

こちらも秋らしく、狩猟を感じさせるメニュー。鹿のソテーとキノコです。シャトー・ラリヴェ・オー・ブリオンという凝縮感のある赤ワインを合わせて。こちらも恵みの秋を感じるマリアージュ。大使館や官公庁のレセプションにもよく用いられるワインだそうです。出していただいた2000年はとくにグレートヴィンテージだとか。やったー。

鹿肉

あまりにもおいしいので、グラスをすぐに空けてしまいます。するとスマートな振る舞いで、おかわりを注いでくれるのですが、これが別料金として加算されているのかどうかは不明。こわいんですけど(笑)でもココはケチケチせず、楽しく飲みます。

ちなみに、一回で注いでくれるワインの量は普通より少し少なめです。

デザートワイン

最後にデザートワインを。数種類のチョコレートの破片とクリームと合わさると、口の中がジュルジュルのジューシィな濃密果実ワールドに。甘くて、大人っぽくて、芳醇で濃密な香り。

春夏秋冬でメニューもワインもリフレッシュ

今回は晩秋(12月)に訪れたので、秋を感じるマリアージュにしましたとのこと。季節ごとに「その季節を感じる」マリアージュを提供しているそうです。どうやら、意外と科学的に考えられているようで、季節ごとの体調の変化などを考慮し、おいしく感じられるものを選んでいるとか。

ここまで驚きとイメージにあふれたマリアージュは、もはやディズニーランドや高級ホテルと並ぶほどのエンタメの世界でした。

天才ソムリエの編み出す、この感動をまた味わいに是非是非、再訪したいと思います。ワインが好きなら、是非。

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